スマホ・ゲーム・動画と上手につきあう方法
今はスマホやタブレット、ゲームや動画が身近な時代です。大人も子どもも、つい長時間使ってしまうことがありますよね。
でも、「画面時間(スクリーンタイム)」をどうコントロールするかは、子どもの健康や学習、心の発達に大きく影響します。
この記事では、デジタル機器との上手な付き合い方を、親子で一緒に考えられるように分かりやすく紹介します。
1. 子どもがデジタルにハマる理由
子どもがスマホやゲームに夢中になるのは自然なことです。
理由は大きく3つあります:
- 楽しくて達成感がある ゲームや動画は次々と新しい刺激があるため、続けたくなる仕組みになっています。
- 友達との話題になる 「みんながやっているゲーム」「流行の動画」を知っていたい気持ちが強いです。
- ストレス発散になる 勉強や部活で疲れたとき、動画やゲームは気分転換になります。
ただし、これが長時間になると生活習慣の乱れや学習への影響が出ることもあります。
2. 画面時間が長すぎると起こること
スマホやゲームが悪いわけではありません。でも、長時間使いすぎると体や心に影響することがあります。
● 睡眠の質が下がる
寝る直前まで画面を見ると、脳が覚醒して寝つきにくくなります。
● 学習習慣が乱れる
スマホやゲームに夢中で宿題や勉強の時間が減ってしまうことがあります。
● 目や体の健康への影響
近くを見続けることで視力が低下したり、長時間座りっぱなしで姿勢が悪くなることもあります。
● 感情のコントロールが難しくなる
オンラインゲームなどでのトラブルや、SNSでの比較からストレスを感じることもあります。
3. 親子で話し合ってルールを作ろう
一方的に「スマホ禁止!」と決めると、子どもは反発してしまいます。
大切なのは、親子で一緒にルールを決めることです。
● ルールの例
- 平日は1日1時間まで
- 宿題が終わってから使う
- 夜9時以降はスマホをリビングに置く
- 食事中はスマホを使わない
子どもが自分で考えてルールを決めると、納得して守りやすくなります。
4. 学びにつながる使い方もある
デジタル機器は悪者ではありません。使い方次第で、学びや成長に役立つツールになります。
- 英語学習アプリや動画で楽しく語学を学ぶ
- プログラミング学習サイトで自分でゲームを作る
- 読書アプリで好きな本をいつでも読める
- 調べ学習で自由研究の情報収集
「ただ時間を消費する」だけでなく、「自分を成長させる」使い方を意識すると、デジタルの良い面を活かせます。
5. 大人も一緒にデジタルデトックス
子どもだけに「やめなさい」と言っても説得力はありません。
親も一緒に意識を変えることが大切です。
● 親子でできるデジタルデトックスのアイデア
- 夕食後は家族で30分「ノースマホタイム」をつくる
- 週末は自然の中で遊ぶ時間を増やす
- 親もSNSチェックの時間を決める
子どもは親の行動をよく見ています。大人も一緒に取り組むことで、自然と習慣になります。
まとめ
スマホやゲーム、動画は、今の時代に欠かせないツールです。
使うこと自体が悪いわけではなく、**「どう使うか」**が大切です。
- 長時間使いすぎない工夫をする
- 親子でルールを作って一緒に守る
- 学びに役立つ活用方法を見つける
- デジタル以外の体験も大切にする
親子でデジタルとの上手な付き合い方を考えることで、子どもの健康や学習、心の成長をサポートできます。
みなさん!!
子育てを楽しみましょう!!