ありのままの自分を好きになれる子へ
「うちの子、自信がなさそうで心配です」
「すぐに『どうせ無理』と言ってしまうんです」
そんな悩みを抱える親御さんは少なくありません。
現代の子どもたちは、情報や人間関係の渦の中で、自分らしさを見失いがちです。
だからこそ今、「自己肯定感=自分の存在を前向きに受け入れる力」が大切だと注目されています。
この記事では、自己肯定感を育てるために、家庭でできる関わり方を紹介します。
自己肯定感とは?
自己肯定感とは「自分には価値がある」と信じられる気持ちです。
できる・できないに関係なく、「そのままの自分で大丈夫」と思える土台のようなもの。
自己肯定感がある子は…
- チャレンジすることを恐れない
- 失敗しても立ち直れる
- 他人と比較しすぎない
逆に、自己肯定感が低いと…
- 常に人の目が気になる
- 小さな失敗でも自分を責める
- 自信を持てず新しいことに挑戦できない
では、この土台をどうやって育てていけばいいのでしょうか?
自己肯定感を育てる親の関わり方
1. 存在そのものを認める
「すごいね!」「上手にできたね!」という成果への称賛も大切ですが、それよりもっと大事なのは、存在そのものへの肯定です。
✅ 例:「あなたがいてくれてうれしいよ」
✅ 例:「大好きだよ」
このように、「何かができたから価値がある」ではなく、「あなたはそのままで価値がある」と伝えることが、根っこの自信につながります。
2. 小さな成功体験を積ませる
「できた!」という体験が、自己肯定感の栄養になります。
難しいことをやらせる必要はありません。たとえば…
- 料理を少し手伝わせて「ありがとう」と言う
- 靴をそろえられたら「気持ちがいいね」と共感する
「自分が役に立てた」「自分の行動で周りが笑顔になった」という実感が、内側から自信を育てます。
3. 他人と比べない
つい他の子と比べてしまうこと、ありますよね。
でも、「○○ちゃんはもっとできるのに」と言われ続けた子は、自分らしさを肯定できなくなります。
それよりも、「昨日の自分と比べてどうだったか?」という視点で声をかけましょう。
✅ 「昨日よりも長く集中できたね!」
✅ 「前よりも丁寧に書けてるよ!」
こうした“自己内成長”を認める声かけが、子どもの内面に自信を育てます。
4. 失敗を責めない・否定しない
失敗したときに「なんでこんなこともできないの!」と言われた子は、自分を肯定できなくなります。
✅ 「失敗してもいいんだよ」
✅ 「やってみただけでもすごいことだよ」
そんな言葉が、子どもの挑戦する気持ちを支えます。
5. 親自身が自分を肯定する
実はこれがとても重要です。
親が「自分なんて…」「私にはできない」と言ってばかりだと、子どもも同じように自己評価が低くなります。
親が自分のことを大切にしている姿を見せることで、子どもも「自分を大切にしていいんだ」と学ぶのです。
✅ 「今日はちょっと疲れてるけど、自分にやさしくしてあげよう」
✅ 「私は私なりにがんばってる」
このように、完璧でなくても前向きな姿勢を見せることが、最大のメッセージになります。
まとめ:子どもを「認める」ことからすべてが始まる
子どもは、家庭という安全基地の中で、「自分って大丈夫」「自分って愛されてる」と実感することで、外の世界に自信をもって飛び出していきます。
自己肯定感を育てることは、学力や運動能力よりもずっと大切な「一生モノの力」を育てること。
そしてその基盤は、日々の親の声かけや関わり方にあります。
忙しい毎日だからこそ、ふとした瞬間に「今日も一緒にいてくれてありがとう」と伝えてみませんか?
それが、子どもの心に残る何よりのギフトになるはずです。
みなさん!!
子育てを楽しみましょう!!