自己肯定感を育てる子育て:子どもが「自分が好き」と言えるためにできること

マーブルを救いたい
スポンサーリンク

「うちの子、自信なさげで…」「褒めてるのに『僕なんて』って言うんです」。

こうした親御さんの声を、私は何度も耳にしてきました。

子育てをしていると、子どもの成長や学力、人間関係の悩みは尽きませんが、その根底にあるのが“自己肯定感”。

つまり「自分には価値がある」「自分は大切な存在だ」と思える気持ちです。

この自己肯定感は、子どもの人生を左右するといっても過言ではありません。

では、どうすれば子どもの自己肯定感を育てることができるのでしょうか?

自己肯定感が低い子どもに見られる特徴

自己肯定感が低い子どもには、次のような特徴が見られます。

  • 新しいことにチャレンジしようとしない
  • 失敗を異常に恐れる
  • 他人と比べて落ち込みやすい
  • すぐに「どうせ僕なんか」「できないよ」と言う

実は、これらの言動の裏には「ありのままの自分では価値がない」と思い込んでいる気持ちがあります。

つまり、「テストで100点取ったから偉い」「サッカーで活躍したから好き」というような条件付きの愛情ばかりを感じていると、子どもは「頑張らないと認められない」と感じてしまうのです。

自己肯定感を育てる3つのステップ

① 存在を認める言葉がけをする

「あなたがいてくれてうれしい」

「今日は一緒にいられて楽しかったよ」

こうした“存在そのもの”を肯定する言葉は、子どもにとって心の栄養です。

点数や結果ではなく、「あなたという存在が大切だ」と日常的に伝えていくことが大切です。

特別なイベントでなくても、寝る前や朝の挨拶、ちょっとしたスキンシップの時にさりげなく言葉で伝えましょう。

② 「できたこと」に焦点をあててほめる

結果よりも「プロセス」や「工夫」「努力」に注目します。

  • 「最後まであきらめずにやり遂げたね!」
  • 「前より早く靴が履けたね、すごい!」
  • 「自分で考えて行動したの、気づいたよ」

このように、「自分はがんばれる人間だ」「挑戦していいんだ」と感じる機会を増やすことが、子どもの自己肯定感を高めていきます。

③ 親自身の自己肯定感を整える

実は、親の自己肯定感も大きく影響します。

「私、ちゃんと子育てできてないかも…」

「なんでうちの子だけこうなの?」と、自分を責めたり周囲と比べたりしていると、知らず知らずのうちにその不安が子どもに伝わってしまいます。

まずは自分を責めすぎないこと。

「今日もよくやった」と、自分にもやさしい言葉をかけてみてください。

完璧な親になる必要はありません。

むしろ、失敗しながらも子どもと一緒に成長していく姿を見せることが、子どもにとってはかけがえのない学びになります。

まとめ:毎日の小さな関わりが大きな力になる

子どもの自己肯定感は、特別な教育や教材で育つものではなく、日々の親子の関わりの中で少しずつ育っていきます。

  • 子どもの「存在」をそのまま認める
  • 小さな成長を一緒に喜ぶ
  • 親も自分を肯定する

この3つを意識するだけでも、子どもの目の輝きや言葉づかい、挑戦する姿勢が変わってきます。

自己肯定感が高い子どもは、失敗を恐れず、自分の人生を自分で選び取っていくことができます。

そんな未来を信じて、今日も「大好きだよ」「ありがとう」と伝えてみてくださいね。

 みなさん!!
 子育てを楽しみましょう!!

ここからふみにメッセージを送ってね

タイトルとURLをコピーしました