こんにちは。子育てメンタルアドバイザーのふみです。
今回は、子どもの行動力の高める方法について紹介します。子どもが自主性がなくて心配しているお母さん、お父さんはたくさんいると思います。私も同じように長男があまり自分で考えなくて、指示待ち人間のようになってしまっていて悩みました。
学校の先生やスクールカウンセラーの先生、診療所の先生に相談する中で、私自身の子どもとの接し方の部分も見直しが必要だと気付かされました。子育てで困っているお母さんお父さんの参考に少しでもなればと思いブログを書きました。
今では、長男も自分で考えて色々行動できるようになりました。子どもが何歳になっても遅すぎるということはないので、今日からでも始めてみてください。
子ども自身に考えさせて、やりたいことをさせる
行動力は、子どもの好奇心、興味から生まれます。子どもの行動力を伸ばすためには、子ども自身がやりたいことを考えることが重要です。親がこれをやりなさい、あれをやりなさいと指示ばかりしていると自主的に行動することができなくなります。大人になると指示待ち人間になってしまいます。
親に求められるのは忍耐力と包容力です。子どもの好奇心を刺激してあげるために、色々経験をさせてあげましょう。色々経験させても子供が興味を示さないことが続くとイライラしてしまうけど、ここはグッとこらえて忍耐強く続けましょう。しばらくするとびっくりするくらい興味を示すことが見つかります。
子どもが興味あることが見つかったらジッと見守りましょう。親があれこれ先走って教えたり、勧めたりすると興味を失ってしまう可能性が高いので要注意です。どうしても子どものためにと思うと色々調べて教えてあげたくなる気持ちもわかりますが、ここは子どもがキラキラした目で話してくることをジッと聞いて、頷いたり、一緒にびっくりしてあげるのが良いです。子どもが自分で調べたことややったことを他の人に話すことで、さらに興味は深くなり、自分で調べはじめます。それが行動力につながります。調べ方は子どもが聞いてきたら、少し教えてあげるくらいが丁度いいです。ここで大事なのは、芽が出始めた興味を潰さないこと。大人も自分がアイデアを思いついても、そのアイデアを実現するためのやり方を他の人にあれこれ指示されるとやる気を失います。結構な親が子どもにあれこれ干渉してしまうことが多いので気を付けましょう。
子どものすることを否定しない
子どもは興味を持つと次に行動に移ります。そこでやろうとしていることを否定しないことが大事です。ここでも、興味の目を潰さないことに気を付けましょう。
例えば、カエルに興味をもった子どもがカエルを見つけて捕まえたときに
「汚いからさわらない!」
「気持ち悪いから近づけないで!」
と子どもの行動を否定してしまうとカエルは汚いんだ。気持ち悪いんだ。と興味を失ってしまいます。一緒に捕まえたり、観察したりして子どもに寄り添ってみましょう。
私は、長男が芋虫を触ってた時に気持ち悪いと叫んで、長男を虫嫌いにしてしまいました。それまで虫大好きだったのに、、幼稚園の出来事ですが小学高学年の今も虫嫌い継続中です。ごめんね。。。ちなみに次男と妹2人は虫好きです。
失敗を責めない、防がない
興味を持つと子どもは色々なことにチャレンジします。そこで、親がそれやったら確実に失敗するなぁと思って失敗を防ぐためのアドバイスをすると、子どもはチャレンジして失敗する機会を失います。失敗したことは成功体験よりも記憶に残りやすいので、次は気を付けようという考えが身につきます。ケガをするようなことでなければ、失敗に向かっていても助言せずに失敗させてみましょう。自分でチャレンジしたことへの責任を自分でとることで、失敗しても挽回できることを学ぶことができます。失敗を繰り返すことで失敗を恐れなくなり、行動力が高まります。
親としては子どもに成功してほしいという気持ちは痛いほどわかりますが、子どもの自立のため我慢しましょう!!という私も毎回助言したくてウズウズしてしまいますが。。。
褒める
褒め方については、こちらの記事で書いているので褒め方のポイントはそちらを参考にしてください。
子どもは、興味があることについて親に話たがります。しっかりと聞いてあげて、色々調べたり、頑張っていることを褒めてあげましょう。出来れば、うまくいった時の結果だけでなく、失敗しても成功しても頑張っていることそのものを褒めてあげましょう。
例えば、縄跳びに興味を持って2重飛びができるようになった時に結果ではなくプロセスを褒める時
「2重飛びできるようになってすごいね。」 ×結果を褒める
「毎日縄跳びの練習していてがんばってたね。」 〇プロセスを褒める
あまり神経質になる必要はないですが、頑張っている姿を見守っていることが伝われば、子どもも心強く感じてうれしくなります。今まで以上に、行動力が高まります。
NG行動 3選
親がやってしまいがちな子どもの行動力を下げるNG行動を簡単に説明しておきます。行動力を高める方法の逆のことだと思ってもらえば良いですが、やってしまいがちな3つを紹介しておきます。これはしないと心に刻んでおいて下さい。
- 親の過干渉、過保護
あれはダメ、これはダメ。と多すぎるルールを作ってないでしょうか?子どもの安全についてはし っかりとルールを決めないといけないですが、それ以外にルールを決めすぎると子どもは委縮してしまい親の言ったことだけやっておこうと指示待ち人間が出来上がってしまいます。ルールを決める時も親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に決めてお互い納得できるルールにしましょう。
無法地帯にする必要はないので、そこは安心してください。
- 子どもがやりたいことを否定する
子どもがやりたいことに対して、親が良かれと思って否定する。
例えば、習い事でこんなことになっていないでしょうか?
子ども「柔道を習いたい」
親「水泳の方が全身運動になるから水泳にしなさい。」
- 他の子と比較する
やりがちですので、気を付けて!!これをすると子どもの自己肯定感がすごく低下してしまいます。ほとんどの親は自分の子どもを他の子と比較したらダメとわかっていてやってしまっています。他人と比べると、上には上がいるので常に劣等感を持つことになってしまいます。比較すべきは、過去の子ども自身です。成長したことを親が子どもに教えてあげて下さい。
さいごに
今回は、子どもの行動力を高める方法を紹介しました。
他にもみなさんが実践して子どもの行動力、自主性がついた経験がありましたら、コメントかお問い合わせページで教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
みなさん!!
子育てを楽しみましょう!!!